東京ヤクルトスワローズの山崎晃太朗選手は、小柄な選手です。
小柄な選手なので遠目は幼く見えるのですが、表情を見るととてもルーキーらしからぬ
クールさが漂っていて既にベテランの域に達している感じをうけます。
ヤクルトには小柄な選手でも大選手がいます。
今シーズンも既にトリプルスリーを達成している山田哲人選手です。
山田選手も小柄な方ではありますが、オーラは大物です。
そんな大先輩の存在を近いところで見ることができる山崎選手にとっては、
とても良い刺激となっていることでしょう。
山崎晃太朗選手のプロフィール
東京ヤクルトスワローズ公式サイトより引用
山崎晃太朗(やまざきこうたろう)
- 生年月日:1993年8月11日生まれ
- 出身地:和歌山県紀の川市
- 出身中学:貴志川中学(和歌山県紀の川市)
- 身長:173cm
- 体重:63kg
- タイプ:左投げ・左打ち
- 野球経歴:和歌山北ボーイズ(硬式)、青森山田高校、日本大学、東京ヤクルトスワローズ2015年ドラフト会議5位指名。
山崎選手は現在外野手ですが、高校までは投手もやっていたのですね。
中学の時に所属していた和歌山北ボーイズでジャイアンツカップ準優勝をしていて、
そこでの活躍で青森山田高校へとつながっています。
山崎選手・青森山田高時代
和歌山から青森へ、野球留学とはよく言ったものです。
しかし、野球をして甲子園という目標を掲げて日夜練習に励んでいる姿を想像するだけもで胸
が熱くなってくるのを感じます。
そうやってプロまでの道のりを確実に進んでいるのです。
さて、青森山田高時代の山崎選手の活躍はというと、
チームとしては3年夏の甲子園大会青森県予選で準優勝でした。
甲子園出場はありません。
その時決勝戦で対戦したのが光星学院と乱打戦の末に敗れてしまいました。
光星学院には現在ヤクルトのチームメイトでライバルの川上竜平選手がいました。
この夏の甲子園大会では山崎選手は投手としても活躍し、
準々決勝、準決勝で完封勝利をしています。
山崎選手はとてもポテンシャルの高い選手です。
俊足・巧打を兼ね備えた抜群の野球センスといえるでしょう。
山崎選手・日本大学野球部時代
青森山田高から日本大学へと進学します。
日本大学では1年春からリーグ戦に登場しています。
3年秋からは自慢の俊足が活かせる1番バッターに定着し、
その後、チームの1部リーグ復帰へと貢献する活躍を見せています。
1部へ復帰というチーム一丸となって達成していることはとても強いですね。
この経験はいずれ大きな意味を持ってくると思います。
山崎選手の2016年シーズンの成績
2016年シーズンの山崎選手の成績をご紹介します。
出場試合数:7試合
打率:.167(18打数3安打)
盗塁数:1個
2016年9月27日現在。
山崎選手は50mを5秒9で走る俊足です。
初安打の相手投手は阪神の藤波晋太郎投手。捕手は原口文仁選手。
その初安打の直後にすかさず盗塁を決めているのです。
さすがですね。
首脳陣から期待されている走力をすぐに証明できたのですから。
練習してきたことをそのまま出せたことでしょう。
1軍に昇格して自分の持ち味を発揮できることはそう簡単なことではありませんよね。
首脳陣に対してもファンにたいしても自分の強みをアピールできたのではないでしょうか?
ヤクルトの真中監督と同じ背番号31番を付けている山崎選手には、
真中監督の現役時代を彷彿させてくれるようなプレーに期待がかかります。
出身大学も日本大学と同じで先輩・後輩の間柄ですから、誰もがなおさら期待して
しまいます。
真中監督は現役時代、走・攻・守の3拍子揃った選手です。
真中監督とは守備位置が内野と外野で違いますが、
本当期待できる選手です。
ただ、ヤクルトの外野陣の戦力は凄いです。
現在レギュラー定着のバレンティン選手や雄平選手、坂口選手と強者揃いです。
この中に割って入るには相当大変だなと感じます。
まずは、ファームでしっかりと打撃面で良い成績をだしてアピールしつつも、
走塁と守備で起用されるように1軍定着をしたいものです。
山崎選手の応援歌
寮生活をしている山崎選手
プロ野球の選手の多くは、高校時代から寮生活をしている選手が多いと思います。
山崎選手も中学までは和歌山県紀の川市でしたが、高校は青森山田高と実家から
遠く離れた土地です。
現在もヤクルトでは寮生活です。
寮生活は楽しいのでしょうか?
長年、寮生活をしているとそれが当たり前のことになるのでしょうか?
インタビュー取材の中、寮生活でホームシックになったりしませんか?
との質問に対して、
山崎選手は「まったくありません。」と即答していましたが、
きっと寮生活という環境に慣れてしまったと想像ができます。
ご両親としては少し寂しいことでしょう。
山崎選手はプロ野球選手としては小柄です。
でもそれは生まれ持ったものなのでどうすることもできません。
その生まれ持ったものをどう活かしていくことができるかのほうが重要です。
山崎選手には今後どんどん活躍していただいてプロ野球を目標にしている
未来のプロ野球選の目標になるような存在に活躍していってほしいですね。
山崎選手の今後の活躍を期待しております。
山崎晃太朗選手、背番号31番。