菊沢竜佑投手(ヤクルト)軟式出身!一度は就職(山崎パン)したが、巨人にテスト合格するも米独立リーグへ、帰国後軟式野球に。夢の扉を開いた苦労人。

ついにプロ野球の扉を開いた28歳遅咲きの苦労人が菊沢竜佑投手です。

ケガを乗り越え、野球への情熱を持ち続けてきたのです。

現在の年齢が28歳

同世代の選手といえば、メジャーで活躍する田中将大投手(ヤンキース)

前田健太投手(ドジャース)がいます。

苦労の軌跡が垣間見えてきそうですね。

来シーズン優勝を目指すヤクルトでの活躍が期待されています。

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菊沢竜佑投手のプロフィール

菊沢竜佑投手(ヤクルト)

菊沢竜佑(きくさわりゅうすけ)

  • 生年月日:1998年5月18日生まれ
  • 出身地:秋田県秋田市
  • 出身中学:桜中学校(秋田県秋田市)
  • 身長:183cm
  • 体重:85kg
  • タイプ:右投げ・右打ち
  • 野球経歴:小学校4年生でスタートし、中通スポーツ少年団(軟式)、桜中学校(軟式)、秋田高校、立教大学、横浜金港クラブ(社会人野球)、ソノマ・ストーンパーズ(米独立リーグ)、相双リテック(軟式)、東京ヤクルトスワローズ2016年ドラフト6位指名

野球経歴を見るといろんな球団に所属し、いろんな経験を積んできたことがよくわかります。

菊沢投手がプロ野球への夢をあきらめなかったからこういう野球経歴になったのだと思います

が、ここまでの道のりを見てみると本当に紆余曲折です。

とてつもない苦労を積み重ねてきたことでしょう。

菊沢投手・秋田高校時代

秋田高校では甲子園出場経験はありません。

しかし、菊沢投手は2年生春に大腿骨骨折という試練が待っていました。

よしこれからだという時期にケガをし、

骨折であれば練習も出来ず、

闘病中はきっと悶々とした日々を過ごしていたことでしょう。

1年春からベンチ入りしていた菊沢投手ですから、

チームからの菊沢投手への期待も相当高かったと思います。

3年夏の大会でチームは準決勝まで進みますが、

残念ながら甲子園出場までは届きませんでした。

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菊沢投手・立教大学野球部時代

菊沢投手は立教大学ではほとんど活躍できなかったと言えます。

しかし、立教大学野球部の東京六大学リーグ通算800勝という節目の試合で

見事勝利投手となっているのです。

どこかキラリと輝く投手という印象がこの時から感じます。

そんな菊沢投手にまたも試練が訪れます。

右ひじの靭帯再建術を行ったのです。

この手術によりプロ野球どころか社会人野球への道も断たれてしまったのでした。

辛く苦しい時期が訪れたといえます。

リハビリして復帰してもプロ野球への道は厳しく、

菊沢投手もきっぱりあきらめてしまったのです。

菊沢投手・山崎製パンに就職し横浜金港クラブに所属

野球をあきらめた菊沢投手は、山崎製パンに就職しました。

通常の配送業務を行っていたそうです。

午前3時からの配送業務。いわゆる深夜・早朝の時間帯です。

今までの生活とはまるで違った時間帯、慣れるまでは大変だったと思います。

ただ、こうした苦労が後に実を結ぶことになるとは本人にはどう映っていたのでしょうか?

野球をあきらめていた菊沢投手の脳裏に、プロ野球への情熱が芽生えたのも、

毎日の生活の中で苦労を積み重ねてきたことで自信となっていったからでしょうか?

入社1年後、菊沢投手は社会人野球の横浜金港クラブ所属しました。

横浜金港クラブで自分の技術を磨いたのです。

そして都市対抗出場まであと一歩というところまでチームが勝利してきたことで、

菊沢選手は目指すべき目標を明確にしたのでした。

もう一度プロ野球を目指すために会社を辞め、

巨人のテストを受けて、見事合格をしたのです。

球団のテストに合格した投手でその後ドラフト指名を受けて活躍している

投手で活躍しているのは、谷元圭介投手(日本ハム)は1億円プレーヤーの仲間入り

をしていますね。

しかし、菊沢投手は巨人からの指名を受けることができませんでした。

チーム事情もいろいろあったのでしょう。

菊沢投手はこの後アメリカに渡りました。

菊沢投手・米独立リーグ(ソノマ・ストーンパーズ)へ

ドラフトで指名洩れとなってしまった菊沢投手はプロ野球への情熱をさらに高めていました。

その情熱が向かった先はアメリカでした。

米独立リーグ・ウインターリーグへの挑戦でした。

なかなかアメリカに渡るという発想は出てきませんが、

巨人のテストを合格していた菊沢投手は、自分に自信を持ち続けるためにもアメリカに渡った

のでしょう。

ソノマ・ストーンパーズ合格のインタビュー動画


ソノマ・ストーンパーズでの菊沢投手の投球

菊沢投手・相双リテック(軟式)

アメリカから戻ってきた菊沢投手は、横浜金港クラブの監督の紹介で、

軟式野球の相双リテックに所属します。

菊沢投手は硬式球よりも球速を出しにくいといわれている軟式球で、

MAX148㎞のストレートを投げます。

そして、キレのあるスライダーを武器としています。

全日本軟式野球大会準決勝でノーヒット・ノーランを達成し、

このチームで全国大会準優勝の原動力になったのです。

その後ヤクルトにドラフト指名を受けることにつながったのです。

また、早起き野球大会ではMVPを受賞しています。

早起きといえば、山崎製パン時代に早朝の配達をしていました。

もしかしたら、MVPが受賞できたのは山崎製パン時代の苦労が実を結んだのかも?

菊沢投手・2016年ドラフト会議

ハンカチ世代といわれるプロ野球で活躍する選手たちはそろそろベテランの域に達して

きました。

そんな中、菊沢投手は経歴だけを見れば相当な経験を積んできている野球選手です。

プロ野球を目指して様々な苦労を積み重ねてきたからこそ、

ヤクルトスワローズは指名をしたことでしょう。

菊沢投手の契約内容

  • 契約金:1000万円
  • 年 俸: 600万円
  • 背番号:35番

(金額は推定)

来シーズン優勝を目指すヤクルトにとって即戦力投手としての期待がかかる選手です。

開幕から1軍スタートを期待しているはずです。

その期待に応えて菊沢投手にはキラリと光る活躍を見せてほしいと思います。

菊沢竜佑投手の今後の活躍を期待しております。

菊沢竜佑投手、背番号35番。

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