金本監督の注目選手として2017年シーズンに期待がかかる選手として、
ショートのレギュラーへと突き進んでいます。
阪神タイガースのショートのレギュラー争いに名乗りをあげそうなのが、
植田海選手。
現在、ショートのレギュラー候補にあげられているのが、
北条選手と鳥谷選手です。
しかし、この二人よりも守備の評価が高いのが
植田海選手です。
捕球してから送球までの流れがスムーズで早く、
華麗な守備という印象です。
植田選手は掛布2軍監督からも期待が高く、
昨シーズンの最終戦で1軍デビューを果たしました。
代走で盗塁死とほろ苦い1軍デビューとなりましたが、
今シーズンの活躍が大いに期待できる選手の一人です。
植田海選手の守備機会
植田海選手のプロフィール
阪神タイガース公式サイトより引用
植田海(うえだかい)
- 生年月日:1996年4月19日生まれ
- 出身地:滋賀県甲賀市
- 出身中学:甲南中学校(滋賀県甲賀市)
- 身長:175cm
- 体重:70kg
- タイプ:右投げ・両打ち
- 野球経歴:小学校2年生でスタート、甲南第二スポーツ少年団(軟式)、湖南ビックボーイズ(硬式)、日本航空高校(山梨県甲府市)、近江高校(滋賀県彦根市)、阪神タイガース2014年ドラフト5位指名
植田選手は、2つの高校に行きました。
1校目の日本航空高校は、高校1年の2月に自主退学をしています。
2校目の近江高校には、高校2年4月より編入です。
自主退学の理由等は明確にはなっていませんが、
植田選手にとってはある意味、プロ野球選手になるための分岐点に
なったことには違いありません。
その時点では、野球を続けることができなくなるかもしれない
という不安はあったそうです。
近江高校という強豪校への転校が出来て本当に良かったですね。
しかし、2年生での1年間は公式戦には出場できないという規定があります。
植田選手が公式戦に出場できるようになったのは、3年春からです。
練習試合には出場できても、やはり公式戦に出場できないのは、
野球選手としてやはり歯がゆい思いだったことでしょう。
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植田選手・近江高校時代
2年春より近江高校に編入した植田選手には、
3年春までの1年間はとても長かったと思います。
それでも野球を続けられることができる喜びの方が
勝っていたのかも知れません。
3年春に向けてレギュラーとして公式戦に出場するために
練習を積み重ねていきます。
植田選手の魅力は何と言っても走力です。
50m5秒8という速さがあり、
塁に出れば果敢に盗塁を試みます。
高校時代は、盗塁して刺されたのがたった1回だけ
というから驚きです。
植田選手に盗塁のサインはなく、
植田選手の良いタイミングで盗塁していたそうです。
そして磨き上げてきた守備力は、
当時の高校生NO.1との評価がありました。
あとは打撃です。
植田選手は打撃面でも力強いスイングで強い打球を
弾きかえしています。
近江高校に編入したことで植田選手は甲子園に
出場することができました。
植田選手が分岐点で選択して進んだ道を、
植田選手自身にとって良い道にすることができました。
遊撃手としてレギュラー出場した3年夏の選手権大会、
植田選手は躍動していました。
近江高校の甲子園は2試合でしたが、
植田選手にとってはきっと感慨深いものだったことでしょう。
本当良いチームに入ることができて良かったと思います。
プロ野球からも注目され、
植田選手のプロ野球選手への扉が開かれたのも、
近江高校で野球を続けることができたからです。
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植田選手・2014年ドラフト会議
阪神タイガースからドラフト5位で指名されます。
中日やヤクルトなどの球団からも指名が期待されていますが、
関西の球団で活躍することは、
植田選手の運命かも知れませんね。
植田海選手の契約内容
- 契約金:3000万円
- 年 俸: 500万円
- 背番号:62番
(金額は推定)
この年のドラフトでは、阪神タイガースが指名した選手は5名。
高校生は植田選手だけでした。
ちなみに1位指名は横山投手でした。
内野手の選手を育てたいという、
阪神タイガースの期待大の指名というのが伺えます。
鳥谷選手もまだまだという感じでしたが、
年齢的に考えると次代の選手が出てきてもらわないと
いけません。
植田選手の守備なら鳥谷選手を超えてくれるだろう
ということだったのでしょう。
実際、植田選手の守備への評価はとても高く、
プロで通用するとの評価が多かったのです。
植田選手・2016年1軍成績
植田選手のプロ2年目の1軍成績は、
シーズン最終戦の対巨人戦1試合の出場だけでした。
植田選手の1軍デビューは代走としての出場でした。
すかさず盗塁を試みましたが、刺されてしまいました。
ほろ苦いデビューとなりました。
打席に立つことは叶いませんでしたが、
来シーズンへの期待が寄せられています。
また、植田選手はプロ入り後に右打ちだけだったものを、
足を活かすために左打ちへ挑戦しています。
現在は両打ちとなっています。
ちなみに2軍戦での植田選手の打率.168と
なっています。
それでも2017年シーズンは、
1軍での活躍を見ることができるはずです。
植田選手の左打ち
植田選手・侍ジャパンU-23代表
メキシコで行われた「第一回WBSCベースボールワールドカップ」
に出場した侍ジャパンU-23は見事初代チャンピオンに輝きました。
植田選手も大会中6盗塁を決め、盗塁王になり、
優勝に貢献しました。
こういう大会で個人で賞を取るというのは、
今後の活躍を大いに期待させてくれるものです。
植田選手は打撃向上に磨きをかけるため、
練習を積んでいることでしょう。
2017年シーズンが待ち遠しいでしょう。
植田選手の契約更改
植田選手は現状維持での契約更改となりました。
年俸:500万円(金額は推定)
3年目のシーズン、飛躍が期待されます。
金本監督からの期待がとても大きく、
ライバルの北条選手以上の守備だと評価されています。
北条選手・鳥谷選手からショートのレギュラーを奪えるか
とても楽しみです。
課題の打撃が向上すれば、
金本監督はつかってくれる可能性が高いと思います。
ただ、金本監督は「やんちゃ」という評価もしていました。
植田海選手の今後の活躍を期待しております。
植田海選手、背番号62番。