福永春吾投手(徳島インディゴソックス)は苦労人。2016年ドラフトで阪神6位指名。高校で挫折するも、四国アイランドリーグplusで大きく成長した。

福永春吾投手は今年のドラフトで指名されなかった場合、プロ入りをあきらめる覚悟を

決めていました。

2年前の2014年ドラフト会議、福永春吾投手はプロ注目投手として指名の期待が

かかっていました。

しかし、結果はどの球団からも指名されませんでした。

福永春吾投手(徳島インディゴソックス)

福永春吾投手のプロフィール

 福永春吾投手(徳島インディゴソックス)2

徳島インディゴソックス公式サイトより引用

福永春吾(ふくながしゅんご)

  • 生年月日:1994年5月14日生まれ
  • 出身地:大阪府高槻市
  • 出身中学:第一中学校(大阪府高槻市)
  • 身長:185cm
  • 体重:90kg
  • タイプ:右投げ・右打ち
  • 野球経歴:高槻タイガース(軟式)、高槻ボーイズ(硬式)、金光大阪高校(3年時クラーク国際編入)、06ブルズ(独立リーグ)、徳島インディゴソックス(四国IL)

 高槻ボーイズ時代

福永投手は高槻ボーイズの1期生です。

なんでも1番が好きだったのでしょうか?

1期生という響きはとても良いですね。

この高槻ボーイズでの活躍により、

大阪の強豪校 金光大阪高校に進学します。

とはいっても福永投手にとっては地元の高校ですね。

金光大阪高校時代

この金光高校で1年秋からエースになります。

しかし、2年時に肘を疲労骨折してしまい外野手に転向。

2年夏、再び骨折してしまい挫折、3年時野球も金光大阪高校もやめてしまったのです。

その後通信制のクラーク国際に編入。

ケガが続くと練習も思うようにできず、期待も大きい選手だったので、

大きな挫折を味わったのではないでしょうか?

でも福永投手は奮起して野球を続け、プロ野球選手になるための努力をします。

06ブルズ時代

高校時代途中で挫折してしまい、野球ができなかった期間を取り戻すため、

まずは関西独立リーグのトライアウトを受け、06ブルズに入団します。

この06ブルズで活躍するため、

またプロ野球を目指すために人よりも多くの練習を積み重ねます。

この間、生活するためにアルバイトもしています。

「プロ野球選手になるためには、

プロ野球選手以上に練習をしなければ追いつけない」

と福永投手は言います。

練習しているといってもたった一人で自分が課した練習メニューにより

行うわけで、すべて自分次第です。

練習がまるで修行のようです。

ケガで挫折していた期間に心の修行をしていたような感じですね。

人間的に大きく成長しているようです。

06ブルズ2年目にはプロ注目選手としてドラフト指名に期待がかかってきます。

2014年ドラフト会議では残念ながら福永投手は指名されませんでした。

そしてこの年の冬に四国ILの徳島インディゴソックスを新天地の場所として移籍します。

徳島インディゴソックス時代

1年目の2015年もドラフトで指名の期待がかかりましたが、

同チームの別の二人が指名を受けましたが、福永投手は指名漏れ。

悔しい気持ちがこみ上げてきたことでしょう。

それでも翌日から福永投手はいつもと変わらず練習をします。

2016年のドラフトで指名されるためにも練習は欠かせません。

日課にしているのは、毎朝7キロの走り込みです。

練習するのもプロ野球で通用する投球ができるために行っているのでしょう。

この日々の練習の積み重ね。

これこそが福永投手のプロ野球の扉を開くカギとなるのです。

2014年にMAX147㎞だったストレートが、2016年MAX152㎞まで

スピードが増し、投球に幅がでてきます。

福岡ソフトバンク3軍との試合で、9回16奪三振で無失点という好成績が出ました。

三振が奪える投手としてプロ野球スカウトに注目されるようになりました。

2年連続でリーグ奪三振1位となりました。

こうして再びドラフト指名に大きな期待がかかります。

2016年ドラフト会議

今年のドラフト会議にかける福永投手の思いは複雑です。

もし、今年指名されなかったらプロ野球はあきらめることを覚悟しました。

福永投手は、藤波晋太郎投手や大谷翔平投手と同世代です。

今年のドラフト候補には、大学生では田中正義投手(創価大)などがいます。

大学生なら最終学年の年齢です。

だからこそ、福永投手は今年をプロ野球挑戦の最終年と決め、

その夢の扉を開くために自分ができる最大限の努力をしたに違いありません。

そして、ドラフト当日。

阪神タイガースより6位指名を受けることができました。

福永投手、おめでとうございます!

高校時代にあきらめかけたプロ野球選手の夢を見事につかんだのです。

阪神タイガースからの指名は意外だったそうです。

しかし、地元大阪の球団で活躍できる光栄。

きっと喜びもひとしおだと思います。

また、阪神タイガースには同世代の藤波晋太郎投手が活躍しています。

福永投手の大きな目標にもなります。

藤波晋太郎投手に追いつくためにも、

福永投手は練習をしていることでしょう。

高校時代には甲子園のマウンドを踏むことはありませんでしたが、

阪神タイガースの投手として甲子園のマウンドを踏む日も近いことでしょう。

目標とする投手はロッテの涌井秀章投手。

メリハリをつけた投球で勝利を積み重ねてほしいと思います。

福永春吾投手の今後の活躍を期待しております。

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